こんにちは、しゃり農園です。 5月も終わりに近づき、福岡県にある我が家の30坪の畑も、いよいよ初夏の装いになってきました。日差しが強くなるにつれて、夏野菜たちが驚くほどのスピードで成長を始めています。
今回は、可愛らしい花を咲かせた「つるなしインゲン」の様子を中心に、トマトやナスなどの夏野菜の成長記録、そしてこの時期に欠かせない防鳥対策についてまとめました。家庭菜園で夏野菜を育てている方の参考になれば嬉しいです!
🌼 つるなしインゲン|待望の開花と今後の管理
春に種を蒔いた「つるなしインゲン」が、ついに可愛らしい花を咲かせました!インゲンの花は薄紫色や白色をしており、野菜の花の中でも特に可憐で、見つけるととても嬉しくなります。
「つるあり」と違い、支柱やネットを高く張る手間がないのが「つるなしインゲン」の魅力ですが、開花から収穫までのこの時期は、水切れと肥料切れに注意が必要です。
開花期の重要なお世話ポイント
インゲンは花が咲いてから約10日〜2週間ほどで収穫サイズ(10〜15cm)に成長します。この「花から実になる」タイミングで私が気をつけているのは以下の2点です。
追肥は少なめを意識 インゲンなどのマメ科植物は、根っこに「根粒菌(こんりゅうきん)」という菌が共生しており、空気中の窒素を肥料として取り込む力があります。そのため、他の野菜と同じように肥料をあげてしまうと「つるボケ(葉っぱばかり茂って実がつかない状態)」になりやすいです。私は、葉の色が極端に薄くなった時だけ、少量の液肥を与える程度に留めています。

🌼 夏野菜の成長記録|トマト・ナス・キュウリ
インゲンだけでなく、GW頃に植え付けた定番の夏野菜たちも、しっかりと根を張り(活着)、背丈を伸ばし始めています。
トマト|わき芽かきで栄養を集中!
大玉トマトとミニトマト、どちらも順調に成長しています。第一花房(最初の花)も咲き終わり、小さな青い実がつき始めました。
- しゃり農園の作業: トマト栽培で最も重要な「わき芽かき」を毎週行っています。主枝(メインの茎)と葉の付け根から斜めに生えてくる「わき芽」を、小さいうちに手でポキっと摘み取ります。これをサボると、ジャングル状態になって風通しが悪くなり、病気の原因になってしまいます。

ナス|一番花は摘み取るべき?
ナスの苗も力強く成長し、紫色の綺麗な一番花(最初に咲く花)をつけました。
- しゃり農園の作業: よく「一番花は摘み取った方が良い」と言われますが、私は「一番花に実をつけさせて、小さいうちに(ピンポン玉くらいで)収穫する」という方法をとっています。こうすることで、株に「実をつけるモード」を教えつつ、株の体力消耗も防げるからです。 また、一番花のすぐ下にある元気な2本のわき芽を残し、「3本仕立て」にするための準備も行いました。

キュウリ|こまめな誘引と水やり
キュウリは成長スピードがダントツで早いです。あっという間にツルを伸ばし、ネットに絡みつき始めました。
- しゃり農園の作業: 風で茎が折れないように、麻紐を使って園芸用ネットに優しく結びつけています(誘引)。キュウリはその成分のほとんどが水分なので、これからの時期はとにかく水切れさせないことが豊作の鍵になります。
🦅 畑の天敵!カラスなどの防鳥対策
野菜たちが順調に育つのは嬉しいのですが、同時に頭を悩ませるのが「鳥害(カラスやヒヨドリなど)」です。彼らは本当に賢く、野菜が一番美味しく熟したタイミングを狙ってやってきます。
過去に、赤く色づくのを楽しみにしていたトマトを、収穫前日にカラスに突かれて全滅させられた苦い経験があります…。
しゃり農園の防鳥対策
大切な野菜を守るため、我が家では以下の対策を行っています。
- 防鳥ネットの設置 最も物理的で確実な方法です。トマトなど鳥が好む野菜の畝全体を、園芸用の防鳥ネットで覆います。裾の部分に隙間があると、そこから潜り込んでくるので、U字ピンやレンガでしっかりと隙間を塞ぐのがポイントです。
- テグス(釣り糸)を張る カラスは羽に異物が触れるのを極端に嫌がります。畑の周囲や畝の上空に、見えにくい透明なテグスを張り巡らせるだけでも、一定の忌避効果があります。
- キラキラ光るテープやCDは効果が薄い? 以前はCDを吊るしたり、キラキラテープを張ったりしていましたが、鳥たちもすぐに慣れてしまい、あまり効果が長続きしませんでした。やはり物理的なネットかテグスが最強だと感じています。

💡 まとめ|初夏のお世話が真夏の収穫を決める
つるなしインゲンの開花と、夏野菜の成長記録、そして防鳥対策についてお伝えしました。
- インゲンは花が咲いたら水切れ注意!
- トマトのわき芽かきはこまめに!
- 鳥対策は、被害に遭う前に物理防御を!
初夏は雑草も勢いよく生えてくるため、草むしりに水やり、わき芽かきと、畑作業が一番忙しい時期でもあります。しかし、この時期の丁寧なお世話が、7月・8月の「夏野菜の大収穫祭」に直結します。
美味しい自家製野菜を食べるために、熱中症に気をつけながら、引き続きしゃり農園での作業を楽しんでいきたいと思います!

